みなさん、ごきげんいかがですか。
ギター弾いてエンジョイしてますか。
所で、皆さんはギターを弾く時ってTAB譜ですか?
それとも五線譜ですか?
ピラマは両方を上手く使い分けてますよ。
今回はTAB譜と五線譜についてお話いたします。
メリットとデメリットをピラマなりに
思っていることを書きます。
答えはTAB譜も五線譜も大事でギターにかかわる全ての
人たちに恩恵があるのでとても重要なのです。
イラストのピラマも大好きで愛してやまないバッハおじさんも
五線譜からマスターをしてねって言ってるかもしれませんが
タブ譜も結構いいとこあるみたいですよ。
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五線譜のメリットとデメリット
1.五線譜のメリット
音楽の構成をギターに限らず全ての楽器を演奏するために五線譜があります。
要するに音楽をやるプロ、アマに限らず全ての人たちの共通言語なのです。
バンドやオーケストラ、色んな楽器とのコラボ演奏でも五線譜が大活躍
いたします。
五線譜がないとオーケストラは演奏が困難になります。
仮にジャズのアドリブ演奏でも元になる五線譜が
決まってて元のテーマに戻って行きます。
まあ、要するに音楽奏者同士の共通言語だからです。
それと、五線譜が読めるとギター以外の楽器にも応用が
ききますし自分で曲を書いたりアレンジも出来るように
なります。
譜面を読めて歌を歌えたりしたらちょっと鼻たかさんかも?
2.五線譜のデメリット
音符のドレミを覚えるのが結構たいへんです。
ト音記号【Gクレフ:ト音のソが基音】だけでも覚えるのが大変なのに
ヘ音記号【Fクレフ:へ音のファ音が基音】だったり
ハ音記号【Cクレフ:ハ音のド音が基音】だったりして難しいので
初めて五線譜を見ただけで嫌になっちゃうんです。
まあ、ギターの場合はト音記号、ベースギターのヘ音記号くらいしか
使いませんが。
それから、シャープ♯やフラット♭が付いていたり
それらが三個も四個も付きだすと
なんじゃこりゃ!!って
投げ出したくなってしまいます。
ちなみに、ピラマは音楽を聴いたり歌ったり、リコーダーで適当に
吹いたりは好きでしたが中学生の時の音楽でオタマジャクシを書くのは
ほんと大っ嫌いで理解しようとも思いませんでした。
楽譜、五線譜は全く読めませんでした。
タブ譜のメリットとデメリット
1.TAB譜のメリット
初心者でもとっつきやすいです。
ギターの弦を低音の⑥弦~高音の①弦を表記していてまるで
弦そのものを見ている感じです。
タブ譜に慣れ親しんだ方ですと、まるでギターの
フレットボードが見えている感じだと言います。
また複雑な譜割でもどの弦を弾くのか分かりやすい。
要するに視覚にうったえる画期的な方法です。
上の写真はTAB譜併記した譜面の例です。
数字で押さえる弦を表し、各弦の0は開放弦です。
また1~19はそれぞれの⑥弦~①弦の押さえるフレットを表します。
押さえる弦がそのまま表示されているのでシャープ♯やフラット♭など
考えなくてよい。
こんな便利なもの誰が考えたのやら。
バロック時代のリュート【ギターの祖先】などが欧州で
流行ってて猫も杓子もリュートの虜になっていた時代には
TAB譜が普通に有ったみたいですね。
2.TAB譜のデメリット
五線譜に慣れた人とのセッションができない。
TAB譜だけで慣れた仲間同士ならいいのですけど。
幼少の時からピアノやバイオリンを習い五線譜に
慣れた方達との交流はむつかしいかも。
まあ、別に交流しなくてもいいのですが。
メロディーとコードの関係がわかりずらい。
メロディー譜の上にコードが書いてある五線譜は
ギターに限らず役に立ちます。
しかし、タブ譜のメロディーの上にコードが書いて有っても
関係性が良く分かりません。
コードだけ弾くリズム譜などのカッティングだけなら良いのですが。
三度や五度などの音程が分かりにくい。
三和音や四和音が出てくると音程や度数の決まりごとが
否応なしに出てきて混乱します。
まあ、そこまでやらなくてもギターがうまい人が
結構いますがメロディーとコード、音程と度数くらいは
覚えていた方が音楽を理解するうえで役立つし
楽しくなるとピラマは思います。
シャープ♯やフラット♭の役割が分からない。
他にダブル♯♯やダブル♭♭やナチュラル♮などがあり
五線譜の初めには曲の調性を表すハ長調ーイ短調、ト長調ーホ短調
ニ長調ーロ短調、ヘ長調ーニ短調、変ロ長調ート短調など他にも
いっぱいありますがシャープやフラットの記号が調性に合わせて
表記されます。
でも、TAB譜では見て押さえて弾くだけなので調性に関しての
ニュアンスは明るい曲か、くらい曲かの区別をするだけです。
最近は大人の手習いやおじさんの趣味でギターを習う人が増えて
TAB譜もクラシックギターやアコギソロギターの譜面として
たくさん出版されています。
でも、いまだに五線譜での表記が多いのも現実です。
音楽っていうくらいですから好きなように楽しみたい
のは山々ですが弾きたい曲が五線譜しかないのもかなりあります。
ちなみに、ピラマがギター始めた頃はまだTAB譜なるものがなくって
始めから五線譜でやっておりました。
そうとう昔の話で五線譜(譜面)見つけたら今度はレコードを探しに
行くような時代でした。
TAB譜から始めても五線譜を読めるようにしよう
1.TAB譜からギターを始めたおじさんとピラマの会話で説明いたします。
TAB譜付きのギターの譜面買って練習始めたけど
このままTAB譜でやってていいのかな?
どうなの、ピラマ君は。
いいんじゃない。好きな曲をギターで弾ければ。
TAB譜で弾ても立派な音楽だと思うよ。
でもねえ、TAB譜が最近増えたといってもわしが弾きたい曲が
なかったりするんじゃよ。やはり五線譜読めた方がいいのかのう?
TAB譜がなければやはり自分で五線譜に慣れる練習するしか
ないんじゃない。
ええ?難しいんじゃないの?
そんなことないですよ。わたくしピラマだって
五線譜なんか読めなかったんだから。
でも、どうやってやればできるの?
ピラマ君のやり方教えてほしいな。
ピラマ流はとっても簡単ですから。
まずはTAB譜弾きからちょっと離れてひと月だけ
五線譜で譜読みを鍛えてみてね。
あれまあ、初めから五線譜なんて無理ですから。
しかし、教材となる譜面、五線譜はあるの?
おじさんの好きな歌謡曲や愛唱歌などの譜面を用意して
まずは簡単なメロディーがわかる曲から練習してね。
こんな感じの譜面がいいかも。
わしそんなんじゃ分からないと思うんじゃが。
大丈夫です。最初は音符に鉛筆で音名を書いてしまうんです。
一曲入魂で空で弾けるまでメロディーだけ練習します。
まずは、この単純な練習を三日間やったら今度は鉛筆書きした
音名を消しゴムで消して再度三日間練習してください。
なるほどね。一曲入魂で頑張るわけなんだ。
好きな曲だったらわしでもいけそうだねえ。
そうと決まれば、おじさん!即実行ですよ。
小学校で習った愛唱歌でも昔の歌謡曲や演歌の譜面でも
自分好みでやってみてくださいね。
ただし、鉛筆書きは慣れてきたら必ず卒業してくださいね。
それと、初めはシャープやフラットなどの記号がない簡単な
譜面にした方がいいかも。
慣れてきたら色んな調性にチャレンジしてみてね。
上達して音符読みに慣れたら
バッハのピアノ譜やバイオリン譜のメロディーラインなど
にも挑戦してみてください。
分かったよ、ピラマ君。
音符の音名を鉛筆書きするのはできるだけ早く
卒業するよう頑張るよ。いつまでも鉛筆書き
してたらカッコ悪いもんね。
頑張ってね!一月後には五線譜も読めるし
TAB譜も読めて完璧だね。
2.TAB譜から始めたおじさんとピラマの会話の結果は?
五線譜、譜面が読めるようになればTAB譜ももっと楽勝に理解できる
ようになるということです。
五線譜もTAB譜も両方理解できれば鬼に金棒です。
それと、クラシックギターやアコースティックギターの独奏曲(ソロ)
はト音記号で書かれた一段表記の譜面なのでその下に
TAB譜表記があるとかなり理解しやすいと思います。
それと、メロディーラインとバッキングが複雑に絡み合う場合はTAB譜が
重宝いたします。
また、ギターの場合は同音異弦【①弦開放弦のミ、②弦5フレットのミなど】
がありますのでTAB譜だと音の場所が見つけやすいです。
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まとめ:五線譜もTAB譜も上手に活用しよう
1.両者の重要性
五線譜もTAB譜もギター演奏を楽しむうえでとても大事なのがわかりました。
それと、ここ数年クラシックやポピュラー音楽、歌謡曲、演歌などをソロギター編曲して
TAB譜も併記して出している音楽出版社も増えました。
50の手習いで趣味としてギターを初めて習う方や青春時代の忘れかけていたギターの
思い出を懐かしんで再チャレンジする方も結構多いみたいですね。
下の写真はソロギターアレンジで有名な南澤大介さんの
【ソロギターのしらべ】シリーズです。
ピラマはクラシックギターの人ですが南澤大介さんのアレンジが大好きです。
TAB譜とCDで楽しめます。もちろん五線譜併記ですよ。
そうすると、やはり取り組みやすいTAB譜もギターの手習いとしては
良いのかもしれません。演奏CDも助かりますから。
TAB譜で自分が大好きな曲を一曲でもマスター出来れば自分の
素敵な宝物になるからです。
2.でも五線譜もマスターした方がいいかも?
すでに、TAB譜で覚えてしまってる方でも遅くはありませんので
五線譜や譜面も簡単なものから克服チャレンジしてみてください。
オタマジャクシの上に鉛筆で音名を書いて練習してみてください。
大好きな曲でもC調で簡単な五線譜でやってみてくださいね。
音名を覚えるまで書いたり消したりして自分のものにしてみてください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回、ピラマでした。
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