ようこそ、この記事を書いてるピラマです。
今回もギターの初心者向けに発信してまいります。
このページでは指弾き【フィンガースタイル】での指の番号とか
記号につて説明しています。
特にクラシックギターやアコギ【アコースティックギター】の指弾きの
スタイルを“フィンガースタイル”って言います。
注意:厳密にはクラシックギターはフィンガースタイルとは言いませんが
指弾きのスタイルの範疇とお考え下さい。
また、右手にピックを持って演奏するスタイルは説明を省きます。
【プロモーション】
ギターを弾く指の番号や記号について
何で指の番号や記号があるの?
上の写真にあるようにオタマジャクシの上や下に
何やら記号が書いてありますね。
皆さんもこれからギターを練習するときに楽譜や譜面を用意すると
思いますが、左手の番号と右手の記号が世界共通で決まっています。
特にクラシックギターやアコギの練習用譜面には結構出てきます。
他の楽器でピアノやフルート、和楽器の琴や三味線、尺八なんかも
演奏用の番号や記号がありますよ。
理由は譜面や楽譜を誰でも理解して演奏や指導が出来るように
するためです。
例えば:
5弦の3フレットを薬指を使って押さえてください
1弦の2フレットを押さえて人差し指で弾いてください
6弦の開放弦を親指で弾いてください
なんてあちこちに書いてあったら楽譜が書込みだらけで、見ただけで
やる気を無くすと思います。
そんなことを解消して誰でもギターが弾けるように指記号があります。
まずは弦をつま弾く右手の記号は以下の通りです。
〇 p 親指 pulgar プルガール
〇 i 人差し指 indice インディセ
〇 m 中指 medio メディオ
〇 a 薬指 anular アニュラール
〇 ch 小指 chico チコ
右手の親指からピー・アイ・エム・エィですよ。
簡単なんで覚えてしまいましょう。
右手はピー・アイ・エム・エィできまりです!
スペイン語が語源でそれぞれの頭文字からp-i-m-aになっております。
ちなみに、小指のch【chico チコ】はクラシックギターやアコギでは
ほとんど使いません。
フラメンコギター奏法のラスゲアードなどではかなり使うほか
コード演奏でのストロークなどで小指も使います。
*親指の記号として英語のthumbの略で“T”の表記がたまに
フォークギターソロスタイルの譜面に登場します。
左手は1~4の番号が決まっていますが、親指は?
ギターのフレットを押さえる左手にも番号が決まっています。
- 人差し指 = 1
- 中 指 = 2
- 薬 指 = 3
- 小 指 = 4
- 親 指 = X
- 何も弦を押さえない【開放弦】は“0”になります。
記号0は開放弦ですよ。
記号Xは親指と人差し指でギターのネックを丸め込んで
押さえる感じです。
主に⑥弦のミュート(消音)
クラシックギターではほとんど使いません。
ネックが太くて無理だと思うし
クラッシックの場合は左手の親指はほとんどネック裏の中央を
上下する動きをします。
でも、エレキやアコギでの演奏では左手の親指は
大活躍するんです。
下の写真はエレキを弾くお兄さんの写真です。
ネックを押さえる左手の親指にちゅうもくです。
指板の方に飛び出てますね。
ネックの細いアコギやエレキの演奏の場合は左手の親指がよく使われています。
特に低音弦の⑥弦を親指で上から丸め込むように押さえるスタイルがあります
でも、アコギやエレキでロックやポップスなどを演奏するには必須な
左親指のテクニックです。
特に左親指を⑥弦の上から抑え込むようにしないとチョーキングやビブラートを
きめられないからです。左親指がてこの力点みたいな感じ(?)です。
(ただし、教則本の譜面にはチョーキングやビブラートの時に左親指を丸め込む
記号Xは書いてありません。)
また、コードのFやCなどを簡略した押さえ方(⑥弦省略、消音)にする場合も
左親指が大活躍します。
他には⑥弦にゆるいミュートをかけてピッチカートしたりパーカッシブな感じを出す
ギター奏者もいます。(チェット・アトキンス奏法などが有名)
ちなみに、ネックが細いエレキやアコギの場合でも親指pで⑥弦を抑え込むのは
手が大きくて指が長い人向けだとピラマは思います。
正確には左手の親指と人差し指でギターのネックを押弦して
コード鳴らしてしまうことができます。
(例:簡略コードでのFm、Gm、Am、Bmなどいづれもバレーコード)
クラシックギターのジャンルでピラマは使ったことはありません。
弦の番号と音の名前も覚えよう
ここでは一般的な6弦ギターの弦と音について解説します。
変則チューニング“ドロップD”とかの説明は省きます。
弦にも名前と記号があったんです
ギターを構えて上の弦から下の弦【低音弦→高音弦】の順に並んでいます。
- 第6弦 = 記号⑥ 音名 = E音【Mi ミ】
- 第5弦 = 記号⑤ 音名 = A音【La ラ】
- 第4弦 = 記号④ 音名 = D音【Re レ】
- 第3弦 = 記号③ 音名 = G音【So ソ】
- 第2弦 = 記号② 音名 = B音【Si シ】
- 第1弦 = 記号① 音名 = E音【Mi ミ】
弦の記号は低い方から⑥~①までです。
それぞれの開放弦の音【何も押弦しない 記号“0”】は
ミラレソシミになります。上の弦からミラレソシミですよ。
下の写真だと太い弦(上)から細い弦(下)に向かってじゃらああああんって鳴らすと
ミラレソシミになります。
ちなみに、ちゃんとギター用電子チューナーで音合わせしてくださいね。
簡単なのでこの際覚えてしまいましょう。
イタリア語のミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ
英語読みのEADGBE【イーエーデージービーイー】も
頭の片隅に入れておくと後々役にたちますよ。
ギターの譜面の解説に④弦のGを押さえてとか③弦のCは半音上げて
とか英語読みがたくさんでてきますので今から覚えてしまえば
良いとピラマは考えます。
それと電子チューナーは大体ほとんどが英語表記です。
また、弦の購入の際 弦番号と音の関係を覚えておけば間違えて買ってしまう
なんてこともなくなります。
ピラマはたまにバラで弦を買うことがありますが恰好つけて
“ヤマハの⑥E弦と④D弦はありますか?”なんて楽器屋さんに
言うとギタリストっぽくっみられるかも。
でも、ピアノ担当のスタッフに言ってもわからないんだな。
帰ってみたら弦が違っていたことがありました。(笑)
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譜面の具体例を見てみよう
それでは実際の譜面の具体例で説明します。
下の写真はクラシックギターの譜面のなかの一例です。
まずは左手の指番号が書いてあります。
1は左手の人差し指 2は中指 3は薬指 4は小指を指定しています。
ちなみに0は開放弦で何も押さえないということです。
上の写真ですと一拍目の低音のラ【A音】には何も指定が書いてありませんが
全てを記号や数字で譜面上に表しているわけでもありません。
もし、指定するなら⑤弦の開放弦0か⑥弦の5フレット押弦になります。
また、上の写真にでてくる最初の弦番号②はA音(ラ)を①弦ではなく②弦を
使いなさいと表している。
(正確には:②弦第10フレットのA音を指定)
次に右手の指記号も見てみましょう。
これもクラッシックギターの譜面からのものです。
右手の指記号がかいてありますね。
pは右手の親指、iは人差し指、mは中指、aは薬指を使うように
指定しています。
もちろん、左手の指番号も書いてありますね。
今回のまとめ:指番号や記号を守って練習しよう
- ギターの譜面には右手の記号でp i m aがあります。
弾く指の指定が書いてあるということですね。
右手の親指 p、人差し指 i、中指 m、薬指 aのことです。
ピー・アイ・エム・エーって覚えてしまおう!
- ギターの譜面には左手の指番号が指定されている
左手の人差し指が1、中指が2、薬指が3、小指が4ですよ。
*親指Xの記号もありますががクラシックギターでは使わないです。
エレキギターやアコギの教則本にはたまに出てくるかも。
- 弦の番号が決まっていて⑥~①弦がある。
ギターを構えた状態から見て上から【低音弦→高音弦】
の順に弾けばドレミで【ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ】が
じゃらんと鳴る訳です。英語だと【E・A・D・G・B・E】の表記です。
もちろん、この場合は開放弦で0を表し左手での押弦がありません。 - ギターを習う上では面倒でも譜面上に書かれた指番号や右手の記号を
覚える必要があり、その指番号や記号を守って練習しよう。ある程度の技量を得るためには指使いを丹念にトレーニングする必要があります。(左手運指と右手交互弾弦) - 指使いが自己流になると上達が遅くなり先に進めなくなり
遠回りをすることとなります。
特に右手の交互弾弦を無視してii,aa,mmなどを連続弾きはダメです。
ただし、特殊奏法の場合は連続弾きがたまにあります。
例:i 右手人差し指をピックに見立ててのトレモロ奏法など - 左右の指使いを自分なりに工夫するのはかなり上達してからで良いとピラマは考えます。
今回もお付き合いくださいましてありがとうございました。
次回はアポヤンド奏法とアルアイレ奏法につてご案内します。またお会いしましょう。 ピラマでした。
アポヤンド奏法とアルアイレ奏法・ギターを弾く右手について
サイト記事作成者、ピラマにコメントください。
8月からクラシックギター始めました✨
勉強になります‼️
コメントありがとうございます。
今月からクラッシックギター始めたんですね。
おめでとうございます。
クラッシックギターの勉強すればギター演奏のすべてが
身につきます。
後でジャズやフォーク、ロック、ボサノバに転向しても
ちゃんと基本が理解できているから楽ですよ。
それから、クラッシックギターのエチュードにはほとんどコードネームが
併記されていないので音階とコードの関係など今からやっておいた方が
いいです。
またのコメントお待ちしています。 ピラマ